2023年11月17日から2023年11月23日に発表されたスタートアップニュース、資金調達情報のうち、JP Startups(ジャパスタ)が注目する案件をピックアップしてお届けいたします。
動物病院運営システムの「ミニイク」、ノーコード・データ分析ツール「Srush」、フジ子さんで知られる「BPOテクノロジー」をピックアップ。「Srush」では、データ統合とUI/UXの一本化にとどまらず、データに応じた分析ツールの選択最適化や実際の処理までもシステムが対応していくのだろうか、と、編集部としては期待。
SaaSとAIが増殖し多様化する今、システムを利用する人間のリテラシー、システム利用をどこまで人間・システムに対応させるかの判断、それに応じた組織設計、といったことが求められてきそうだ。
小売・流通のDXを支援するNew Commerce Ventures株式会社(以下、NCV)は、起業準備中から起業初期の方を対象としてコマース領域の先輩経営者や事業会社と共に創業〜事業成長を支援するアクセラレータープログラム第3期の募集開始を発表した。
NCVアクセラレータープログラムはコマース領域のプロフェッショナルを通じた専門知識とネットワークの提供により、アイデア段階からプロダクトリリース、事業成長までを支援する。第3期プログラムでは、前回プログラムに続き、5つのコンテンツを通じてコマースの未来を創る起業家を支援する。
プログラムの募集概要・採択までの流れは下記の通り。元リリースはこちら。
世界中のヒトとどうぶつが幸せに暮らせる社会の実現を目指すミニイク株式会社は、プレシリーズAラウンドにおいて、既存株主であるJSSA、YazawaVenturesおよびその他個人投資家等に加え、新たにアーキタイプベンチャーズ、ユナイテッド株式会社を引受先とした第三者割当増資で、累計1.4億円の資金調達を実施した。
ミニイクは「世界中のどうぶつ達のヒーローになる」をビジョンに掲げ、「どうぶつ医療の支援事業」を展開。テクノロジーによりどうぶつ業界の課題を解決していくことにより、世界中のヒトとどうぶつが幸せになれる社会の実現を目指している。
同社が提供するクラウド型オールインワン電子カルテシステム「ミニイク」は、動物病院において発生する雑務を効率化することを通して、獣医師・動物看護師・受付スタッフが働きやすく、笑顔があふれる職場環境をつくることを目的としている 。今回調達した資金は、セールスおよび開発人材採用の強化に充てるという。元リリースはこちら。
誰でも簡単、すぐにデータ分析ができるデータ統一クラウド「Srush」を提供する株式会社Srushは、ジャフコ グループ株式会社、DEEPCORE、ニッセイキャピタル株式会社、マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社(HIRAC FUND1号投資事業有限責任組合)を引受先とした第三者割当増資により、シリーズAラウンドにおいて総額4億円の資金調達を実施した。今回の調達により累計調達額は6.6億円となった。
Srushは「データを誰にとっても身近なものにする」をビジョンに掲げ、データ分析に関わる業務・プロセスを全てノーコードで実現可能なデータ統一クラウドサービス「Srush」を提供している。
経済産業省の「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」により提唱された「2025年の崖」が迫り、データ管理の緊急性が⾼まる⼀⽅で、データ活用⼈材や専⾨知識の不⾜によりデータ活⽤を進めるのが難しい状況の中、同社はデータ活用人材がいなくてもデータ活用ができる未来を実現していくために、今回の資金調達を行なったという。調達した資金は、パートナー販売の拡大やLLM(Large Language Models:大規模言語モデル)を用いたプロダクト開発に活用するという。元リリースはこちら。
メールやチャットなどのオンラインでアシスタントに依頼できる「フジ子さん®」を運営するBPOテクノロジー株式会社は、未来創生3号投資事業有限責任組合、日本インパクト投資2号投資事業有限責任組合、みずほ成長支援第5号投資事業有限責任組合、PKSHA SPARX アルゴリズム1号投資事業有限責任組合、QXLV2号投資事業有限責任組合 、basepartners2号投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資により、総額5億円の資金調達を実施した。
BPOテクノロジーは、「オンラインアシスタントを、日本でも当たり前に。」のビジョンを掲げ、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を選べる機会の創出と、企業のDXと生産性の改善に貢献することを目指し、オンラインアシスタントサービス「フジ子さん®」を運営する。
今回調達した資金は、利用者数を拡大するためのマーケティング活動や、サービスを支えるオンラインアシスタント「フジ子さん」として活躍する人材の獲得、サービスの自動化に向けたデジタルレイバー(仮想知的労働者)をはじめとするシステム開発に投資することで、サービスを進化させてさらなる成長を目指す。また、インパクト投資家として、参画した日本インパクト投資2号投資事業有限責任組合(通称、はたらくFUND)と共に、インパクトの創出を追求していくという。元リリースはこちら。